2006年09月30日

夕陽に映える牛

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伊達市のびっくりドンキーの屋根の上に、しゃちほこならぬ海老反りの牛が乗っかっていた。

なんじゃこりゃ?

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2006年09月30日

シュールな風景

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北黄金貝塚にて。

シカの頭蓋骨が打ち捨てられている。

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2006年09月30日

遊覧船

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洞爺湖で遊覧船に乗った。

大して期待していなかったのだが、帰りの説明がものすごく面白くて驚いた。

特に小有珠山岳噴火の描写は圧巻だった。湧き上がる黒煙、赤く光る稲妻、突如として降り出した豪雨。まさに大スペクタクル。

意外な発見はどこにでもあるものだ。

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2006年09月30日

昭和新山

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昭和にできた山だから昭和新山。

畑だった場所が火山活動によって隆起したらしい。

自分の畑が300mも盛り上がってしまった人の気持ちはどんなもんだろう。

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2006年09月30日

支笏湖へ

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到着した。

ガスがかかっていて少し肌寒い。たくさんのスワンボートがお出迎えしてくれた。

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2006年09月30日

北海道航路

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北へ向かう船が払暁を抜け港へ近づいてきた。これから北海道突入。

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2006年09月29日

今夜、私は旅に出ます

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といっても仕事。

30名の団体を連れて北海道への旅。80歳から26歳までの多彩な面子で、まるでブレーメンの音楽隊だ。

何も起きませんように。

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2006年09月26日

東直己「流れる砂」

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あー、やっちゃった。
うっかり、うっかり。

年なんだろうか?

途中まで進んでから思い出した。
この本、前にも読んだことある。

東直己「流れる砂」

序盤の20ページくらいでやっと気づいた。
札幌を舞台にした探偵畝原シリーズ。
一作目を読んだのは間違いなく覚えていたのだが、二作目も読んでいたんだね。

せっかくなので再読。

ススキノ探偵シリーズとは違って、このシリーズは社会派作品である。身近にある利権の仕組みや不正問題、そして心の闇みたいなもんを描いているのが特徴。

探偵は街にこだわっていないと面白くない。これはそう思っている人にも充分すすめられる佳作だ。

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2006年09月26日

我慢するな!

本日一番グッときたSPAMのタイトル。

「我慢汁を我慢するな!」

やっぱり我慢しちゃいけないよな、うん。
でも、深いようで実のところ矛盾している文章で意味がないんだよね。

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2006年09月23日

ヒメヒミズ

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側溝の中をチョロチョロしていた小さい奴。遠目からなのではっきりとは分からないが、鼻先の形と大きさからヒメヒミズだと思う。

ほとんどの時間をトンネルの中で過ごし太陽の光を浴びないため「日見ず」という名前がつけられている。

そう言えば「行け!稲中卓球部」で知られる古谷実の作品にも「ヒミズ」。う〜む。暗い作品だったかな。

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2006年09月19日

鼻を噛む

風邪をひいて鼻水が止まらないわけではない。文字通り「噛む」なのだ。

休日の夕暮れどき、あまりにも夕焼けの光が気持ちよかったのでうとうととしていたら、突然鼻先に激痛が走ったのだ。目を開けてみるとそこには満面の笑みを浮かべた息子の顔があり、口から垂れたよだれは俺の鼻につながっていた。

そう、何を考えたのか息子は俺の鼻に噛みついてきたのだ。
(ただし、まだ下の前歯2本しか生えていないので怪我はしなかった。)

実を言うと二週間ほど前にも鼻を噛まれたことがある。そこで推測したのは、「息子は俺の鼻を乳首だと思っている」ということ。

そうでなければ、いきなり噛みついてくる理由が分からん。他にも噛みつけそうなものはたくさんあるのだ。

息子よ、早く大きくなって真相を俺に教えるのだ。

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2006年09月18日

BUNDAN BAR

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文壇バーと聞くと夜な夜な作家たちが集う高級なお店をつい思い浮かべてしまう。賞を取った直後には一晩でその賞金を使い果たして豪遊したりとね。でも、この作品はタイトルだけで中身はぜんぜん違ってた。

「BUNDAN BAR」

ニッポン放送のラジオ番組「ザ・BUNDANバー」の中で鈴木光司、姫野カオルコ、花村萬月、馳星周の4人の作家が語った内容をまとめたものである。

花村萬月と馳星周に興味があったので読んでみた。

感想は、暗記が得意なお利口さんより、自分をバカだと自覚している人間になりなさいってこと。よく胸に刻もう。

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相変わらずピンチの続く梁山泊。官軍に勝っているとはいえ、まったく余裕のない緊張状態が続いている。

そして、登場しては死んでゆく108星の面々。林冲すらも危険な目に遭っている。

ここでやっと気づいたのは作者が何を書こうとしているのかということ。

ハードボイルド出身の作者はこれまでも男の生き様をテーマに作品を作り上げているが、舞台を過去に移したころから「死」というものがかなり身近なものとして描かれるようになってきた。

そして、今回だが、これまで読んでいるところでは主人公であるはずの108星がパタパタと死んでいく。全員集合して大活躍する前に何故こんな簡単に死んでいくのかと理不尽さを感じずにはいられなかった。

そこで思ったのはこうだ。作者は「生」そのものを純粋に扱うために「死」に焦点をあてて男の「死に様」を描くことによって「生き様」を強く印象づけているいるのではないだろうか。何のために生きて何のために死んだのか、これまでになく強いメッセージが底にあるような気がする。

どんな風に収束するのか、まだ予測が付かない。

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2006年09月16日

金城一紀「SPEED」

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ハッとして、ゾクッとして、キュンとして、笑っちゃうぐらいに切なくなるのが金城一紀のゾンビーズシリーズ。今回も心をくすぐられる。

金城一紀「SPEED」

トラブルを見つけてはとことんまで楽しみ、ヒロシを思っては無き、真っ直ぐに引かれた線の向こう側で自由を叫ぶゾンビーズ。こんな高校時代だったら後悔なんてしないだろうな。

女子高生からの目線に変わったものの、ストーリーは寅さん風にいつもと同じような雰囲気の流れで、でもそれは悪くない。むしろ、この路線で永遠に終わらない物語になったっていい。

ゾンビーズの言葉はいつでも胸にグッと来る。それが大事なんだ。ストーリーで読ませる小説とは一線を画していいと思う。もっともっと暴れさせたい連中だ。

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第三作「ワイルド・ソウル」でブレイクした垣根涼介の二作目。

垣根涼介「ヒートアイランド」

「ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記」で勉強済みだったので素直に行けば「ワイルド・ソウル」を読むはずだったんだけども、本の厚みに負けてこっちから読むことにした。

ノワールの雰囲気たっぷりのクライムノベル。少年ギャング、プロの窃盗団、ヤクザの三つのグループが、それぞれの思惑をもって金に絡んでいくストーリーには複雑さはそれほどなく、状況が次々と動いていくその躍動感がたまらない。

スタイリッシュに描こうとして少し鼻につくところはあるが、それさえ気にしなければ非常に面白い作品。「ギャングスター・レッスン」「サウダージ」と続編があるようなので後の楽しみとしよう。

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2006年09月08日

夜のカマキリ

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この時期になるとよく見かけるのがカマキリ。産卵が近づいてきたからなのか、高いところに登り姿をさらしている。

こいつは仕事場のドアに登っていところを捕獲した。小さいオスでメスに会ったらすぐに食べられてしまいそうなので服につかまらせて保護してみた。

しっかりとつかまっているところは子どもと一緒でかわいいものだ。ちょっと愛着のわいた、そんな写真。

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2006年09月07日

かたまりたましい

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ゲームのサントラを勝ったのは初めての経験だ。普段なら絶対に買わないのだが、これだけはどうしても欲しかったのだ。

塊魂サウンドトラック「塊フォルテッシモ魂」
みんな大好き塊魂オリジナルサウンドトラック 「塊は魂」

ナムコの作ったこのゲームは歴史に残る傑作だと思っている。

ボールを転がして周りのものを巻き込んでどんどん大きくしていくだけの単純なゲームだが、ユーモアあり、爽快感あり、達成感ありとかなりやり応えがある。最初のうちはボタンとかマッチ棒とか小さいものしか巻き込めないが、大きくなるにしたがって雲や島なんてものまで巻き込めるようになる。特筆すべきは無機物だけではなく生き物も巻き込めることだ。ネズミにネコ、カラス、ゾウ、大ダコ、ヤンキー(?)と盛り沢山。非常に楽しい。

昨年買ったこのゲームを飽きずにちょこちょこと続けているうちについついサウンドトラックまで買ってしまった。

オススメは「月と王子」。初めてラップに挑戦した新沼賢治がいい味出している。

みんな黙って俺についてこい!

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108星が揃うまでは誰も死なないというのがこれまでの水滸伝であったが、北方謙三はそういった予定調和さえも壊してしまった。まだ序盤であるこの5巻で主要人物であるはずの楊志が死んでしまうとは驚き。石秀、周通も死に、いきなり星三つ欠けた状態になってしまった。

水滸伝は作者が定まっていないとされている。巷間に伝わる逸話をいくつも合わせて出来上がったのが現在の形で、まとめた人物によって内容が異なるらしい。

いろんな形の水滸伝があるなら、俺の水滸伝があってもいいだろうというようなことを北方謙三がエッセイに書いていた。

以前に読んだ「水滸伝」は、仲間が集まるに連れてワクワクしていったが、こんな風に途中で死んでいくのであれば油断していられない。最初から最後まで、仲間の死と付き合わねばならない。

気が抜けない小説だ。

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2006年09月01日

花火と息子の涙

現在開催中である二戸祭りの前夜祭で花火が打ち上げられた。

何年ぶりなのか分からないけど、寄付金が集まったときだけ打ち上げるというかなりせっぱ詰まった感のある花火大会だ。去年はおそらく寄付金が足りなかったのだろう。

8時30分から15分ほどの間だけだったが、今年始めてみる花火はなかなか見応えがあった。一発の打ち上げだけでもけっこうお金がかかるのにどうして日本人は花火が好きなんだろう、刹那的なものが好きなんだろうかなどと思いながら観賞。

すっかり見とれていたら、花火の爆音に怯えた息子が涙目になって必死に服にしがみついていた。仕方がないので息子から花火を隠しながら退避した。トラウマにならねばよいが…。

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