2010年02月28日
松本大洋「ピンポン」
昨日、インフルエンザの回復状況を診断してもらうため、嫁さんと息子を連れて病院に行ってきた。土曜日だけあって混雑していて結構待たされることになった。
そこの病院は院長がコミック好きのようで、待合室には様々なジャンルのコミックが並べられている。「名探偵コナン」、「ごくせん」、「ゴッドハンド輝」、「のだめカンタービレ」、「ヒカルの碁」、「笑うミカエル」、「エマ」などなど、まあかなりバラけたラインナップ。
当然のことながら通院の際は診察を待つ間、椅子に腰掛けコミックスを読むことにしている。
昨日選んだのはこれ。
熱い卓球漫画である。
連載時にはタイムリーに読んでいたのだが、今回再読していたら不覚にも涙を流してしまった。病院の待合室で漫画読みながら涙するアラフォーって不気味な光景ではあるが、自分で分かってても抑えられなかった。
何が熱いって、やっぱり最終刊。
序盤から積み重ねられた思いがしっかりと結実するその場面に涙する。
特訓を重ね比類無き強さを手に入れたはずのスマイルなのに孤独を抱えヒーローの登場を待ち続ける姿、その期待を遠くに感じながら再び高く飛び立つために膝を痛めながらも頂点を目指すペコ、自らの置かれた状況に苦悩しもがき続けペコとの戦いによってついに解放されるドラゴン、そのほかコン・ウェンガもアクマも皆かっちょええ。
非常に胸を打たれる作品である。
もし自分がずば抜けた才能に出会った時はやはり嫉妬してしまうのだろうか。そんな自問も浮かんできた。
そこの病院は院長がコミック好きのようで、待合室には様々なジャンルのコミックが並べられている。「名探偵コナン」、「ごくせん」、「ゴッドハンド輝」、「のだめカンタービレ」、「ヒカルの碁」、「笑うミカエル」、「エマ」などなど、まあかなりバラけたラインナップ。
当然のことながら通院の際は診察を待つ間、椅子に腰掛けコミックスを読むことにしている。
昨日選んだのはこれ。
熱い卓球漫画である。
連載時にはタイムリーに読んでいたのだが、今回再読していたら不覚にも涙を流してしまった。病院の待合室で漫画読みながら涙するアラフォーって不気味な光景ではあるが、自分で分かってても抑えられなかった。
何が熱いって、やっぱり最終刊。
序盤から積み重ねられた思いがしっかりと結実するその場面に涙する。
特訓を重ね比類無き強さを手に入れたはずのスマイルなのに孤独を抱えヒーローの登場を待ち続ける姿、その期待を遠くに感じながら再び高く飛び立つために膝を痛めながらも頂点を目指すペコ、自らの置かれた状況に苦悩しもがき続けペコとの戦いによってついに解放されるドラゴン、そのほかコン・ウェンガもアクマも皆かっちょええ。
非常に胸を打たれる作品である。
もし自分がずば抜けた才能に出会った時はやはり嫉妬してしまうのだろうか。そんな自問も浮かんできた。
2010年02月26日
北重人「白疾風」
自分の大切なものを守れるかってやっぱり大事なことだよね。
それは矜恃といってもいいかもしれない。それを忘れちゃただの動物。
江戸草創期の武蔵野を舞台にした小説。
戦国の世を生き延びた伊賀者が安住の地を求め、武蔵野の地に田畑を切り開き移り住んだ者たちと新たな暮らしを営んでいたが、その村に隠し金山の噂が流れ、風魔や武田の残党がそれを狙って蠢きはじめ、年老いた伊賀者が村を守るために再び戦う覚悟を決める。
読んでいて思い出したのは七人の侍。
村を守るために戦いのプロである侍を雇い入れるのが七人の侍であったけど、この小説では引退したプロが村を守るために忍者の技をこらすわけだ。
しかし、どちらも村の生活を脅かす輩が攻めてくるというモチーフに違いはなく、それを防ぐために村が一丸となるのも一緒である。
物語は静謐な筆致で描かれ、最初の伊賀攻めこそ激しい場面だが、その後は緩やかに進み最後のクライマックスまで進むのだが、村に潜入した風魔残党の桔梗が村の男たちを次々と籠絡し、混乱におとしめていく場面は圧巻。たった一人の女があそこまで村の人々を動揺させるということに凄まじさを感じさせる。男女の仲ってこわいのね。
主人公の三郎も本当は農民として死にたかったんだろうけど、村を守るために死んでしまう。その姿に感動を覚えた。
それは矜恃といってもいいかもしれない。それを忘れちゃただの動物。
江戸草創期の武蔵野を舞台にした小説。
戦国の世を生き延びた伊賀者が安住の地を求め、武蔵野の地に田畑を切り開き移り住んだ者たちと新たな暮らしを営んでいたが、その村に隠し金山の噂が流れ、風魔や武田の残党がそれを狙って蠢きはじめ、年老いた伊賀者が村を守るために再び戦う覚悟を決める。
読んでいて思い出したのは七人の侍。
村を守るために戦いのプロである侍を雇い入れるのが七人の侍であったけど、この小説では引退したプロが村を守るために忍者の技をこらすわけだ。
しかし、どちらも村の生活を脅かす輩が攻めてくるというモチーフに違いはなく、それを防ぐために村が一丸となるのも一緒である。
物語は静謐な筆致で描かれ、最初の伊賀攻めこそ激しい場面だが、その後は緩やかに進み最後のクライマックスまで進むのだが、村に潜入した風魔残党の桔梗が村の男たちを次々と籠絡し、混乱におとしめていく場面は圧巻。たった一人の女があそこまで村の人々を動揺させるということに凄まじさを感じさせる。男女の仲ってこわいのね。
主人公の三郎も本当は農民として死にたかったんだろうけど、村を守るために死んでしまう。その姿に感動を覚えた。
2010年02月23日
山田風太郎「警視庁草紙」
いやあ、面白い。
カオスだね、カオス。
ごった煮の時代って何があるか分かんないから、史実と物語を混ぜても違和感ないってことだ。
うちの爺さんは明治末の生まれで、25年前に89才で亡くなった。
やたらと人に教えたがり、それで師匠面するような人だったそうだ。この近辺にはまだ導入されていなかった機械の操作を大阪に行ってまで覚え、それが各地に普及するのにあわせて指導して歩き、酒や料理をご馳走になっていい顔をしていたという。顔見知りの多い岩手県北だけではなく下北半島あたりまで行っていたというから、これもまた驚き。
まあ、何かというと明治気質というかある種の豪放さを備えた人物であったことは間違いないのだ。
さて、山田風太郎のこの連作集。西郷隆盛が東京を去る時から、西南戦争勃発までの期間を舞台としている。明治初めということもあり制度もまだまだ整備されておらず、維新の残り火も燻っている状態のなか、新たな保安機関として設置された警視庁が東京の治安維持に勤めようとするのを、旧幕府町奉行所の面々が足を引っ張るという楽しい内容。
元町奉行所の面々の体制に媚びず、という姿勢を貫く姿は意固地にも見えるが、実際自分が同じ立場になったらそうなるかもと感じさせるようなリアリティもある。
また、内容だけではなく登場人物も豪華絢爛。幕末の英雄やら、明治の元勲やら著名犯罪者やら講談の人物やら、まあここまでいくと魑魅魍魎としか感じられないが、斉藤一や今井信郎、清水の次郎長、森林太郎、三遊亭円朝、山田浅右衛門など名前が出てきただけでもワクワクす
る。
これらの人物と実際に起こった事件が複雑にコラージュされ、それがますます明治というカオスな時代を際だたせている。ホントかどうかは置いといて、物語として面白い。
これまで忍法帳だけ読んできたけどそれじゃダメなんだね。
明治物も読まなきゃ。
カオスだね、カオス。
ごった煮の時代って何があるか分かんないから、史実と物語を混ぜても違和感ないってことだ。
うちの爺さんは明治末の生まれで、25年前に89才で亡くなった。
やたらと人に教えたがり、それで師匠面するような人だったそうだ。この近辺にはまだ導入されていなかった機械の操作を大阪に行ってまで覚え、それが各地に普及するのにあわせて指導して歩き、酒や料理をご馳走になっていい顔をしていたという。顔見知りの多い岩手県北だけではなく下北半島あたりまで行っていたというから、これもまた驚き。
まあ、何かというと明治気質というかある種の豪放さを備えた人物であったことは間違いないのだ。
さて、山田風太郎のこの連作集。西郷隆盛が東京を去る時から、西南戦争勃発までの期間を舞台としている。明治初めということもあり制度もまだまだ整備されておらず、維新の残り火も燻っている状態のなか、新たな保安機関として設置された警視庁が東京の治安維持に勤めようとするのを、旧幕府町奉行所の面々が足を引っ張るという楽しい内容。
元町奉行所の面々の体制に媚びず、という姿勢を貫く姿は意固地にも見えるが、実際自分が同じ立場になったらそうなるかもと感じさせるようなリアリティもある。
また、内容だけではなく登場人物も豪華絢爛。幕末の英雄やら、明治の元勲やら著名犯罪者やら講談の人物やら、まあここまでいくと魑魅魍魎としか感じられないが、斉藤一や今井信郎、清水の次郎長、森林太郎、三遊亭円朝、山田浅右衛門など名前が出てきただけでもワクワクす
る。
これらの人物と実際に起こった事件が複雑にコラージュされ、それがますます明治というカオスな時代を際だたせている。ホントかどうかは置いといて、物語として面白い。
これまで忍法帳だけ読んできたけどそれじゃダメなんだね。
明治物も読まなきゃ。
2010年02月21日
なんとかバーガー

本日は息子と二人で八戸を放浪。トミカの新作レガシィB4を買ったからご機嫌な道中。
お昼はテレビCMでしつこく流しているハワイアンバーガーを食べてみた。
思ってたよりデカい。お腹がいっぱいになる。
味の方はと言えば、そもそもあんまりハンバーガー好きじゃないので保留(^_^;)
しかし、これなんでハワイアンなの?
目玉焼きとハンバーグでロコモコ風だから?青い海だから?
さっぱりイメージできませんでした。
レギュラーメニューになれないから、期間限定なのだなとうがった見方をする俺であった。
2010年02月18日
誉田哲也「武士道エイティーン」
武士道シックスティーン
から続く武士道三部作の最後を飾る作品。
高校三年間をかけた剣道のドラマもいよいよ最後の歳。
作品は当然これまでの総括となるものである。目指す道が何であるのか、しっかりと目標を描いてくれたところに好感。
しかし、これまでは香織と早苗、二人の主人公の一人称で語られてきた物語だったが、ここにきてバイプレイヤーたちの独白が織り交ぜられていく。
それ自体は世界観に深みを与えるものではあるが、なんかちょっと拍子抜けした。表裏一体として創られた二人をもっと際だたせてくれればいいのだが、むしろ他に目線をそらされた感じで集中できなくなってしまったのだ。
この世代を主人公に据えるなら周りなど何にも見えないまま突っ走るような疾走感が欲しい。
わがままな望みだが。
高校三年間をかけた剣道のドラマもいよいよ最後の歳。
作品は当然これまでの総括となるものである。目指す道が何であるのか、しっかりと目標を描いてくれたところに好感。
しかし、これまでは香織と早苗、二人の主人公の一人称で語られてきた物語だったが、ここにきてバイプレイヤーたちの独白が織り交ぜられていく。
それ自体は世界観に深みを与えるものではあるが、なんかちょっと拍子抜けした。表裏一体として創られた二人をもっと際だたせてくれればいいのだが、むしろ他に目線をそらされた感じで集中できなくなってしまったのだ。
この世代を主人公に据えるなら周りなど何にも見えないまま突っ走るような疾走感が欲しい。
わがままな望みだが。
2010年02月17日
ゼンマイきれました
予告通り行ってきたよ、9mmのライブ。
9mm Parabellum Bullet
2010/02/16 命ノゼンマイ大巡業 盛岡club change wave
18:30開場だってんで余裕こいてギリギリに行ったらすごい行列だった。幸いチケットの番号順だったから154番の俺は遅れていったくせに前の方へと並ばせてもらった。
外で並んでいる状態で、盛岡寒いってのにもう半袖ライブTのやつとかいたりして気合い入ってんなーと感心。
番号順に呼ばれて中に入っていく観衆たち。なかなかいい光景だった。ちなみにドリンク代500円を用意しておくともっとスムーズに入れる。入ってすぐ物販でツアーTシャツをGetし、クロークに荷物を預ける。もひとつちなみにクロークの数が少ないので、早めに預けることが肝心だ。
さて、今回の対バンはNorthern19。初めて見た聞いた。ほとんど予習もしなかったんで仕方がないし、個人的に英語の歌詞について行けなかったのであまりノリきれなかった。唯一面白かったのはMCで、9mm Parabellum Bulletの発音を噛むとか、今度恵比寿リキッドルームでやるけでお盛岡からだとディスタンスがファラウェイだから、などとルー大柴化していたことかも。
そして、万を持して登場した9mm Parabellum Bullet。のっけからPanishment、Living Dyning Messageといつもなら終盤に持ってくる曲をやっちゃって、セーブしながら行くぞと心に決めていたのにあっさり全開モードへ。
Cold Edgeの三三七拍子に頭を振り、続けて2曲も新曲も聞けた。その後は記憶が飛び飛びなのではしょるけど、中央の柵のあたりで踊り狂ってた。もう手上がんないよってくらいに手を振り上げて、限界越えるくらい飛び上がって、かなりきつかった。それでも、前回は吐く一歩手前までいったからそれよりはマシだったか。
どうにもとまらないとエレベーターに乗ってはライブで聞くのは初めてだったけど、予想通りノリやすかった。でも、隣にいたのが高校生くらいだな、年齢差を考えたら20歳差だなって思ったらちょっと萎えた。
アンコールは無い予定だったみたいだけど、メンバー戻ってきてくれてホントにありがたかった。もう終わりだってクラブのスタッフが出てきてたから、みんな諦めてたんだよね。
俺もいったん後ろに下がって休憩してたから、メンバー出てきてビックリしちゃった。そんで、あわてて前へ行ったら勢い余って柵の前まで行ってしまって、ちょっと悩んだけどアンコールの間くらいは耐えられるだろうと覚悟を決めてその場に残ってみた。
そしたら、曲がBlack Market Bluesと(teenage)desastarでみんなモッシュし始めて、何度か気を失いかけながらついて行くのが精一杯だった。でも、モッシュはいいけど肘で押す輩がいて腹が立ったな。来るなら身体でぶつかって来いよ!まったく。
そんなこんなで腹立ちもありながら、やっぱり9mm Parabellum Bulletが大好きなので汗をたくさんかきかき楽しませてもらった。ライブ終わってすぐは対バンいらないんじゃね、とか思ってみたが、もし9mm Parabellum Bulletだけで2時間とか演奏されたらそれはそれで俺死ぬんじゃないかとあらぬ妄想を抱いてみたり。唯一の心残りはTalking Machine聴きたかったってとこくらいかな。みなさんお疲れ様でした。
ライブ後は山頭火で塩ラーメン!いえい。
9mm Parabellum Bullet
2010/02/16 命ノゼンマイ大巡業 盛岡club change wave
18:30開場だってんで余裕こいてギリギリに行ったらすごい行列だった。幸いチケットの番号順だったから154番の俺は遅れていったくせに前の方へと並ばせてもらった。
外で並んでいる状態で、盛岡寒いってのにもう半袖ライブTのやつとかいたりして気合い入ってんなーと感心。
番号順に呼ばれて中に入っていく観衆たち。なかなかいい光景だった。ちなみにドリンク代500円を用意しておくともっとスムーズに入れる。入ってすぐ物販でツアーTシャツをGetし、クロークに荷物を預ける。もひとつちなみにクロークの数が少ないので、早めに預けることが肝心だ。
さて、今回の対バンはNorthern19。初めて見た聞いた。ほとんど予習もしなかったんで仕方がないし、個人的に英語の歌詞について行けなかったのであまりノリきれなかった。唯一面白かったのはMCで、9mm Parabellum Bulletの発音を噛むとか、今度恵比寿リキッドルームでやるけでお盛岡からだとディスタンスがファラウェイだから、などとルー大柴化していたことかも。
そして、万を持して登場した9mm Parabellum Bullet。のっけからPanishment、Living Dyning Messageといつもなら終盤に持ってくる曲をやっちゃって、セーブしながら行くぞと心に決めていたのにあっさり全開モードへ。
Cold Edgeの三三七拍子に頭を振り、続けて2曲も新曲も聞けた。その後は記憶が飛び飛びなのではしょるけど、中央の柵のあたりで踊り狂ってた。もう手上がんないよってくらいに手を振り上げて、限界越えるくらい飛び上がって、かなりきつかった。それでも、前回は吐く一歩手前までいったからそれよりはマシだったか。
どうにもとまらないとエレベーターに乗ってはライブで聞くのは初めてだったけど、予想通りノリやすかった。でも、隣にいたのが高校生くらいだな、年齢差を考えたら20歳差だなって思ったらちょっと萎えた。
アンコールは無い予定だったみたいだけど、メンバー戻ってきてくれてホントにありがたかった。もう終わりだってクラブのスタッフが出てきてたから、みんな諦めてたんだよね。
俺もいったん後ろに下がって休憩してたから、メンバー出てきてビックリしちゃった。そんで、あわてて前へ行ったら勢い余って柵の前まで行ってしまって、ちょっと悩んだけどアンコールの間くらいは耐えられるだろうと覚悟を決めてその場に残ってみた。
そしたら、曲がBlack Market Bluesと(teenage)desastarでみんなモッシュし始めて、何度か気を失いかけながらついて行くのが精一杯だった。でも、モッシュはいいけど肘で押す輩がいて腹が立ったな。来るなら身体でぶつかって来いよ!まったく。
そんなこんなで腹立ちもありながら、やっぱり9mm Parabellum Bulletが大好きなので汗をたくさんかきかき楽しませてもらった。ライブ終わってすぐは対バンいらないんじゃね、とか思ってみたが、もし9mm Parabellum Bulletだけで2時間とか演奏されたらそれはそれで俺死ぬんじゃないかとあらぬ妄想を抱いてみたり。唯一の心残りはTalking Machine聴きたかったってとこくらいかな。みなさんお疲れ様でした。
ライブ後は山頭火で塩ラーメン!いえい。
2010年02月16日
ゼンマイが切れるまでもてあそばれてくれないか
いよいよ、今晩9mm Parabellum Bulletのライブに参戦。
2008年11月以来のライブってことで体力的にもだいぶ落ちてきているだろうから、まったりと後ろの方にいようと心に決めている(テンションあがれば自信ないが)。
会場は、前回と同じく盛岡クラブチェンジウェーブ。
メンバーは昨日のうちに盛岡入りしていたらしく、閉店セール中の佐々木電気に立ち寄っていたらしい(公式blogより)。
会場は18:30から。今から楽しみ。
さっきまでは運転免許センターに行き、免許更新してきた。
Twitterで交通安全協会に入らないことを宣言したら、けっこう賛同者がいてうけた。民意ってのはそんなもんだろう。
しかし、できあがった新しい免許証を見てがっくり。写真写りの悪いこと悪いこと。
これも協会の嫌がらせではないかと妄想中。
2008年11月以来のライブってことで体力的にもだいぶ落ちてきているだろうから、まったりと後ろの方にいようと心に決めている(テンションあがれば自信ないが)。
会場は、前回と同じく盛岡クラブチェンジウェーブ。
メンバーは昨日のうちに盛岡入りしていたらしく、閉店セール中の佐々木電気に立ち寄っていたらしい(公式blogより)。
会場は18:30から。今から楽しみ。
さっきまでは運転免許センターに行き、免許更新してきた。
Twitterで交通安全協会に入らないことを宣言したら、けっこう賛同者がいてうけた。民意ってのはそんなもんだろう。
しかし、できあがった新しい免許証を見てがっくり。写真写りの悪いこと悪いこと。
これも協会の嫌がらせではないかと妄想中。
2010年02月13日
安部龍太郎「下天を謀る」
世間では大河ドラマの影響か、幕末ものがはやりのようだね。
俺はいっつも時期はずれ。
藤堂高虎が主人公の物語。
主人をころころと変えながら徳川の世まで生き残った変節者とも言われる藤堂高虎を、羽柴秀長の理想を受け継ぎ平和を望むが故に最良の道を選んだ人物として描いている。
権謀術数うごめく戦国の世にあって、一武将が理想を貫くことはそんなにたやすいことではないはずだ。そこからのギャップと世間のイメージを覆す作品とも言える。
一つの目線に凝り固まっていると本当の姿が見えないこともある。
目線を変えるという意味では良い作品かも。
作者については、注目されることのなかった後南朝に光を当てた「彷徨える帝」
から伝奇小説の担い手として期待していたが、こういう正当派にもなるということか。
俺はいっつも時期はずれ。
藤堂高虎が主人公の物語。
主人をころころと変えながら徳川の世まで生き残った変節者とも言われる藤堂高虎を、羽柴秀長の理想を受け継ぎ平和を望むが故に最良の道を選んだ人物として描いている。
権謀術数うごめく戦国の世にあって、一武将が理想を貫くことはそんなにたやすいことではないはずだ。そこからのギャップと世間のイメージを覆す作品とも言える。
一つの目線に凝り固まっていると本当の姿が見えないこともある。
目線を変えるという意味では良い作品かも。
作者については、注目されることのなかった後南朝に光を当てた「彷徨える帝」
2010年02月13日
昼食はラーメン屋さん
午前中は息子と二人で雪道散歩をこなし、その後迎えに来た妻と一緒にラーメンを食べに行くことにした。
一戸バイパスにある「えいらく」
元々は一戸駅前商店街にあったお店をバイパス開通を期に移転したという。中華のお店として知られるが、5年ほど前に東京で修行していた息子が帰郷し、それからは和食も手がけている。
ここのラーメンはスープが気に入ってるので、ときどき通ってる。それに最近は息子が機会のあるたびにラーメンラーメンうるさいので連れてきてみた。
今日は息子と妻はラーメン、俺はネギトロ丼を頼んでみたんだけど、丼の中央に載せられたワサビが練りじゃなくてちゃんとおろしたものだったので驚いた。付け合わせの白和えも美味しくて、なかなか和食も侮れないことを再確認。
また食べに来るだろうな~
一戸バイパスにある「えいらく」
元々は一戸駅前商店街にあったお店をバイパス開通を期に移転したという。中華のお店として知られるが、5年ほど前に東京で修行していた息子が帰郷し、それからは和食も手がけている。
ここのラーメンはスープが気に入ってるので、ときどき通ってる。それに最近は息子が機会のあるたびにラーメンラーメンうるさいので連れてきてみた。
今日は息子と妻はラーメン、俺はネギトロ丼を頼んでみたんだけど、丼の中央に載せられたワサビが練りじゃなくてちゃんとおろしたものだったので驚いた。付け合わせの白和えも美味しくて、なかなか和食も侮れないことを再確認。
また食べに来るだろうな~
2010年02月11日
神様この次はなんだ?
さて、9mm Parabellum Bulletのライブがあと1週間に迫ってきた。
会場のclub change waveは3度目なので、場所はばっちり。ドリンク500円も了承済み。わりと近めなホテルも確保した。着々と準備を整えている。
そして、今夜はライブの雰囲気を思い出すために「act I 」
を鑑賞。暁の野音に胸を焦がしていたりする。
様々なジャンルの要素を飲み込んでいると言われる彼らであるが、個人的にはパンキッシュなドラムに歌謡曲のメロディってのが一番グッと来る。きっと、これは主要なファンである10代あたりには通用しないだろうが、30代にとってはそういう楽しみもある。
ま、そう言ってても実際ライブになれば何も関係なくはじけるしかないんだけどね。体力的には不安が一杯で、手を振り上げているつもりがどんどん下がってきたり、着ている服が汗でビショビショになって動きが鈍くなったりっていう前回の結果があるので、後ろの方でまったりを参加しようと思う本日の夜。
会場のclub change waveは3度目なので、場所はばっちり。ドリンク500円も了承済み。わりと近めなホテルも確保した。着々と準備を整えている。
そして、今夜はライブの雰囲気を思い出すために「act I 」
様々なジャンルの要素を飲み込んでいると言われる彼らであるが、個人的にはパンキッシュなドラムに歌謡曲のメロディってのが一番グッと来る。きっと、これは主要なファンである10代あたりには通用しないだろうが、30代にとってはそういう楽しみもある。
ま、そう言ってても実際ライブになれば何も関係なくはじけるしかないんだけどね。体力的には不安が一杯で、手を振り上げているつもりがどんどん下がってきたり、着ている服が汗でビショビショになって動きが鈍くなったりっていう前回の結果があるので、後ろの方でまったりを参加しようと思う本日の夜。
2010年02月04日
東直己「旧友は春に帰る」
北海道を舞台にした作品にこだわり続ける作者の作品。
北海道弁丸出しのおっちゃんが必ず登場するのは愛嬌か
年齢を振り返る場面が特に記憶に残る。自己投影型の作者であるからして、作者本人が自分の年齢に驚きを感じつつあるのだろう。しかし、それでもかっこつけたがる主人公の性癖は変わらず、余計なところで意地を張ったりするのだが、それがまた自分と等身大に見えて親近感さえ感じてしまう。歳を取って得るものもあれば、捨てるものもあるのだ。死ぬは必定。ならば、そのあいだに何をなすのか。あー、考えちゃった。
若年層を主人公としたハードボイルドはもう生まれないかもね。こうした中年が中核を担っていくのは間違いないだろう。もし、生まれたとしてもIWPGみたいなまがいものなんだよ、きっと。そういった意味では、ホント重要なシリーズだと思う。
さて、畝原シリーズで大爆発していた道警に対する諦念はどうなったのか気になるところだけど、次回に期待してみよう。
北海道弁丸出しのおっちゃんが必ず登場するのは愛嬌か
年齢を振り返る場面が特に記憶に残る。自己投影型の作者であるからして、作者本人が自分の年齢に驚きを感じつつあるのだろう。しかし、それでもかっこつけたがる主人公の性癖は変わらず、余計なところで意地を張ったりするのだが、それがまた自分と等身大に見えて親近感さえ感じてしまう。歳を取って得るものもあれば、捨てるものもあるのだ。死ぬは必定。ならば、そのあいだに何をなすのか。あー、考えちゃった。
若年層を主人公としたハードボイルドはもう生まれないかもね。こうした中年が中核を担っていくのは間違いないだろう。もし、生まれたとしてもIWPGみたいなまがいものなんだよ、きっと。そういった意味では、ホント重要なシリーズだと思う。
さて、畝原シリーズで大爆発していた道警に対する諦念はどうなったのか気になるところだけど、次回に期待してみよう。