2007年01月25日
山田正紀「神狩り2 リッパー」

山田正紀「神狩り2 リッパー」
前作
現在でこそ"神は残酷である"というテーマの作品は山ほどあるが、当時は衝撃的なものだったに違いない(その頃0歳なので推測)。
さて、言語学の分野から"神"を浮かび上がらせた前作
人間の脳は考えるためのものではなく事実を編集して"神"の存在を隠すためにある、なんてのは最高なんだけどね。
それと、終章についてだけど、せっかく集まったあの三人の最後ってあまりにもあっけなさ過ぎ。それまでの引っぱり方に比べて3行程度しかないってのはどういうことだ。うーむ。